ギターメトード:基礎/田口秀一
- 各部名称
- 弦の交換方法(ブリッジ側、糸巻きの側)
- 右手の名称、基本的な弦を捉えるタッチポイント
- 右手の形(フォーム)の導き方「imaの場合」
- 腕を振る動作から
- P指場合
- 今度は、腕を振らないで!(親指の付け根から動かす!)
- 跳躍した弦をP指で弾く場合(発音と消音の同時)
- あなたは、こんな弾き方をしていませんか?
- 正しい関節の動作を心がけよう!(アルアイレima)
- 左手名称、左手の押弦の仕方
- 五線譜の読み方、左手を使って
- ハ長調音階、かえるの合唱
- かえるの合唱伴奏、ちょうちょう
- 右手開放弦によるアポヤンド(1~3弦)
- imaアポヤンドで1弦2弦3弦を弾こう、ハ長調音階
- ちょうちょう、新世界より、1+2+3弦音階、左手のエクササイズ
- ぶんぶんぶん、伴奏、2オクターブのぶんぶんぶん
- 予備練習(ap imaとal P の入れ替え練習)、1弦~6弦までのハ長調音階
- ロンドンデリーの歌
- 音価を守る(連桁の違い)、低音部4分音符と高音部8分音符の対比
- 高音部4分と低音部8分音符、平行6度、低音部符点4分音符と8分音符の対比
- 全てスタッカートで弾いてみましょう、ちょうちょう、伴奏
- あなたは、こんな押さえ方をしていませんか?
- フレット・ボックス3つの場合
- 単旋律フレット・ボックス4つの場合
- 左手の親指位置、押さえるのは本当にフレット寄り?
- 発音と消音(アルアイレ練習課題)
- 前腕と指を一体に
- 2声を弾き分ける準備
- 低音部をアポヤンド
- 同時アポヤンド
- 応用課題、細かなパッセージ課題1~4、右手運指の順次進行と逆行進行
- 2つのアルアイレ
- 簡単な単旋律と低音での消音練習、2声練習
- 単旋律、2声
- 上声部と低音部同時アポヤンド練習
- スラー導入
- スラー(補助指なし)
- フレット・ボックス3つを使う(半音)基本フォーム、フレット・ボックス4と5を使う1指の向き
- リガード(スラー)の連続
- 左手だけで押さえる練習「屈伸運動」指関節をほぐそう!
- ポジション移動とフィンガーガイド
- 左手のエクササイズ
- セーハ(Ceja)の押さえ方のコツ
- 左手の上昇下降移動方法
- 6度上昇・下降、3度と6度
- 10度、3度の練習
- 異弦同音とフィンガーガイド
- 小指を回して押さえる
- 右手の構え方
- ギターを抱える(構え方)
- まず肘の位置を知ろう!
- 速弾きの原理、速弾き向きフォーム
- 音楽表現に合わせたタッチの種類
「脱力のための正しいフォーム作り」「弾弦(タッチ)方法の種類」「消音法」などを通じ、「音色を大切にする」「美しい音を出す」というギター演奏に最も大切な技術と感覚を身につけることを目指した教本です。
見落とされがちな左手の親指の位置や、消音法がいかに美しい音に必要な技術かを改めて感じさせられることでしょう。初心者の方が既存の教則本に取り組む前に、最初に取り組む基礎教材としてお薦めです。