☆商品説明☆

【中出阪蔵氏の最晩年の作品】

日本のギター製作界の草分け的存在である中出阪蔵氏の最晩年の作品が入荷いたしました。現代では入手困難な最高級のハカランダを使用したこの逸品は、中出阪蔵氏が製作を辞めるタイミングで、著名なギタリストからのオーダーによって生まれました。遺作とも言える作品ゆえに、最高級の材料を惜しみなく使用し、製作されています。

【音色とデザイン】

このギターは、その木質感に富んだ柔らかい音色で、クラシックギターの原点とも言える究極の美しさを再発見させてくれます。マーティン・フォーゲル氏による演奏で、その美しい音色をお楽しみいただけることでしょう。

【状態と修復】

表板に1箇所、裏板に4箇所の割れ修理の跡がありますが、非常に丁寧に修復されており、ほとんどわからないほどきれいな状態です。演奏においても全く心配なくお使いいただけます。

【カスタマイズ】

メディア・カームオリジナル幻聴補正が施されており、1985年製の楽器ながら、現代のニーズにも対応しています。 このギターを手に入れることで、クラシックギターの真髄に触れることができるでしょう。最高の素材と匠の技が融合したこの一品を、ぜひお手に取ってみてください。

 以下中出阪蔵氏の概略

中出阪蔵（なかで さかぞう）は、日本の著名なギター製作家で、特にクラシックギターの分野で高い評価を受けています。彼は、精緻な技術と音響設計に優れた楽器を製作することで知られ、国内外で広く認識されています。

【経歴と功績】

早期のキャリア：中出阪蔵は、若い頃から楽器製作に興味を持ち、ギター製作の技術を独学で磨いてきました。その後、国内外のギター製作家との交流を通じて技術をさらに向上させました。 【製作スタイル】

彼のギターは、伝統的なスペイン式の製作手法を基盤としながらも、日本の木材や技術を取り入れた独自のスタイルを持っています。特に音響面での工夫が多く、高い音質と演奏性が特徴です。

【素材の選択】

中出阪蔵は、ギターの素材選びにもこだわりを持っています。表板にはヨーロピアンスプルースやシダー、裏板や側板にはハカランダやマホガニーなど、最高品質の素材を使用しています。

【中出阪蔵のギターの特徴】

音質：澄んだ高音から豊かな低音までバランスの取れた音質が特徴です。特に、長時間の演奏でも疲れにくい音響設計がされています。

演奏性：プレイヤーの手に馴染むネックと、細部までこだわった仕上げが、快適な演奏体験を提供します。

デザイン：シンプルでありながら洗練された美しいデザインが、視覚的にも楽しませてくれます。

中出阪蔵のギターの魅力 中出阪蔵のギターは、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広い層のギタリストに愛されています。その音質、演奏性、デザイン、そして製作者の情熱が詰まったギターは、まさに芸術品といえるでしょう。

• 製作年　1985年
• 表板　松
• 裏横板　ハカランダ
• 弦長　650mm
• 指板幅　51.0mm
• 弦幅　0F　41.5mm 　サドル　56.0mm
• 弦高　1弦　2.9mm　6弦　4.0mm
• セミハードケース付き

【お願い】お問い合わせは下記フォームにてお願い申し上げます。

※演奏：マーティン・フォーゲル