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● 鈴木大介ギターエッセイ パート37(2003年7月4日号)

東京都現代美術館での「田中一光回顧展」に向けて大忙しの大介さんです。意欲的な企画になりそうで楽しみですね!
またしてもアップが遅れました。申し訳ありません・・・(汗)


ご無沙汰してしまいました。5月の休養ですっかり怠け者となった鈴木は6月に入って毎週の本番攻勢に頭がついてゆかず、くらげ状態となってしまい、リハビリを兼ねてこれを書いています。なぜくらげ状態がやってきたかというと、週変わりでわりとテンションの高い本番が続いた後、新日本フィル副首席フルート奏者の荒川くんとプライベートなコンサートのために三島に行った辺りから「たが」がはずれ始め、月末の香津美さんとの信濃路ツアーで連日の宴会三昧に、ふにゃふにゃになってしまったのでした。
ところで三島は日帰りだったので23時30分くらいに東京について、荒川くんとわかれてから構内をふらふら歩いていると、前方からすごい見慣れた人が笑顔でやってきて「なんでこんなところで会うんだろう」と思いつつも握手をしてみるとそれはやっぱり大萩くんでした。で、電話で荒川くんを呼び戻して宴会に突入。

翌週は武満徹さんゆかりの地御代田に出来た「エコールみよた」で香津美さんとコンサート。盛り上がったまま翌日香津美さん一押しの温泉旅館中棚荘へ移動。香津美さんのアドバイスで命名された「はりこし亭」でのライヴ前夜、さっそく山海の珍味に舌鼓。

翌日のライヴでは「モスラの歌」を香津美さん&鈴木の「ザ・ビーナッツ」が熱唱。モスラも登場し、最後の「サヒール」ではインドにちなんで鈴木のカレースプーン奏法が炸裂いたしました。

というわけで温泉とごちそうにすっかりのぼせてますが、「田中一光回顧展」でのコンサートも近づきました。最新情報はこちら。

http://www.asahi.com/event/concert/TKY200307030105.html