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● 鈴木大介ギターエッセイ パート35(2003年4月9日号)

春爛漫。4月11日には平安神宮「しだれ桜コンサート」出演。幻想的な予感でわくわくしますね。続いての4月15日の
調布でのコンサートの詳細等、久しぶりの近況報告です。まずは京都の桜から楽しい写真も満載です!


しばらくぶりの更新です。ご無沙汰してすみません。

不穏なニュースの続く毎日ですが、言葉に出来ない悲しさや苦しさに対してこそ、音楽のほんとうの力は発揮されるのかもしれません。

来週15日の調布のコンサートの正式なプログラムが決まりました。

バッハ:G線上のアリア
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
      :月の光
バリオス:森に夢見る
休憩
マラッツ:スペイン・セレナーデ
グラナドス:スペイン舞曲第5番「アンダルーサ」
アルベニス:アストゥリアス
ラヴェル:なき王女のためのパヴァーヌ
マシャド:ショローソ
ナザレー:オデオン
ジョビン:イパネマの娘

「G線上」は、ローリンド・アルメイダ編のかなりデフォルメされた形ですが、なぜか‘休日のギタリスト’的味があります。「主よ~」の方は今回のために再アレンジしました。
その他の大部分はアルバム「月の光」と「Sweet Bossa-Breezin Guitar」から。いわゆる「名曲」とされる小品と、生命力に溢れたブラジルの作品で、ゆったりくつろいで、少しだけ元気をチャージしていただけたらと思います。
お菓子とお茶がついているそうなので、ひと味違った午後のティータイムをどうぞ。

3月は渡辺香津美さんの完全ソロアルバム「ギタールネッサンス」発売にちなんだイベントでマルビルに登場。すごい広いから心配でしたが、いつものごとく香津美さんにおんぶにだっこで盛り上がりました。14日には名古屋しらかわホールでセントラル愛知交響楽団と「ある貴紳」の後、呉市下蒲刈島を訪れての帰り道に平安神宮の下見を兼ねて京都を散策。途中大阪のパンやさんで見つけたドラエモンパン&プーさんパンをすかさずGET。そして東京に帰って渋谷タワーレコードのインストア・イベントでした。そして4月1日には桜を見て感嘆のひととき。今年度もよろしくお願いいたします。

3月9日
丸ビルマルキューブにて
渡辺香津美さん「Guitar Renaissance」
発売記念イベント「鈴木大介くんといっしょ」